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【実録】生命力に感動!子猫の肛門が回復した話

子猫の生命力に感動したよ
猫大好き!鈴屋です。

今回はウチの2匹目の猫さんの実話です。

現実は、きれい事やハッピーエンドばかりではないけれど。
獣医師にも一生治らない可能性が高いと言われた傷が回復することもある。

そういえば友達が保護した子猫も、カラスに襲われた大ケガで一時は助からないと言われたけど、今ではビビリで甘えん坊な巨漢になりました。

色んな物語がありますよね。
動物の生命力にとても感動したのを覚えています。

もう1年半も前のことですが、思い起こしながら記事に残しておきます。

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出会い〜肛門復活〜現在までの流れ

  • 2017年4月15日 子猫の誕生日、にした!
  • 2017年5月14日 子猫を引き取る(月齢1ヶ月位)
  • 2017年8月6日 肛門復活(月齢4ヶ月位)
  • 2018年9月の検診では4.5kg!元気に成長

2017年4月15日 子猫の誕生日、にした!

里親募集の掲載日を参考にして、ウチの1匹目の猫と同じ4月15日を誕生日にしちゃいました。

2017年5月14日 子猫を引き取る(月齢1ヶ月位)

保護活動をされている方から里親募集で譲り受けました。

ずっと下痢をしていた影響で、肛門周りの皮膚がただれて痛々しい状態。
下痢自体は治まっているので皮膚もじきに治るだろうと説明を受けました。
食欲は旺盛なようですが、体重450gには見えないくらい、やせっこけて体中汚れていました。

性格的には、人懐っこい、やんちゃな子という印象でした。
先住猫ともすぐに馴染み、一緒にくっついて寝て、一緒によく遊びました。

2017年8月6日 肛門復活(月齢4ヶ月位)

痩せて見えるのは相変わらずですが、体重1.95kg!すくすくと育ちました。

子猫が来てから肛門復活まで、ほんの3ヶ月のことだったんですよね。
毎日バタバタと色んなことが起きて、1匹目とは全然違う子育てで、とても濃い3ヶ月でした!

今回の記事は、子猫とともに奮闘したこの期間のお話。

2018年9月の検診では4.5kg!元気に成長

時間を選ばない大運動会の毎日。
寝静まった夜中に突然、ねずみのおもちゃを持って来て「投げろ」と言い始めた時は「マジで!?今?昨日までそんな取って来いしたことなかったじゃん?」てなりましたw
食べることよりも遊ぶことが大大大好きで、爪を立てない優しく元気すぎる男子に育ちました☆

2019年1月現在も、体重維持。相変わらず元気いっぱいです!

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まず皮膚のただれを治す為に

食欲はあり下痢は治まっているということだったので、とにかく肛門周りの皮膚のただれを治してあげることに注力。
獣医師からの指導を受けて、下記を地道に行いました。

  • 患部を清潔にする
  • 患部に軟膏を塗る
  • 患部を舐めないようサポートする

患部を清潔にする

無職バンザイ!!
排便後すぐに洗面器に入れたぬるま湯で肛門周りをジャブジャブ洗いました。
タオルでざっと拭いたら、患部はティッシュで軽く押さえるように拭きます。
もちろん嫌がりますが、下僕も心を奮い立たせて頑張りました。

患部に軟膏を塗る

すぐ舐めようとしてしまうこともあり難しかったです。
とにかく清潔にすることを第一として、できるだけ軟膏も塗りました。
一時、整腸剤と一緒に抗生剤も導入していて、そっちの方が効いた感じがします。

患部を舐めないようサポートする

患部が気になるのでどうしても舐めてしまいますが、触るのはよくありません。
エリザベスカラーはストレスにもなるので使わない方向でやってみましょうと獣医師の助言を受けて、おもちゃなど遊ぶことで気をそらすようにしました。

治ってくると自然と患部を気にする頻度が減ってくるんですよね。

問題点は2つあった

動物病院も受診しつつ、育てていくうちに問題点が絞られていきました。

  • 軟便・少食→そもそも胃腸が弱い
  • 肛門が機能していない→肛門がない!?

軟便・少食→そもそも胃腸が弱い

よく遊び、よく寝て、食べたい(食べられる)だけちゃんと食べます。
一見元気ではありますが。

食欲はあるものの少食で、なかなか軟便も治りません。
やせっぱちで、あばらの線が見えます。だら〜んと横たわっていると薄っ!長っ!トカゲのようにニュルっとしてました。
獣医師が体を外から触って、手が腸に触れる(痩せている)、腸の形やら働きが悪いのかもしれないと言われました。

対策① 下痢パネル検査

「下痢パネル」という遺伝子検査をやってみました。
ひとつの便検体から細菌、ウイルス、原虫など様々な病原体を検査できる優れものです!費用は高めだけど(私は11,000円でしたー)、下痢が続く場合はぜひ活用いただきたい検査です。

が、検査依頼した直後から急に快方へと向かうウチの猫氏でしたw
約1週間後、検査結果は問題なし。いいよ!結果オーライ!!(涙目)

対策② 整腸剤

整腸剤を処方されてから、少しずつ改善していった気がします。
体の機能が整ってくると、軟便も改善されて、食べた栄養が活きることで傷の回復力も高まり、どんどん全てが好転していきました。

対策③ 特別療法食

獣医師の指示のもと、消化がよく栄養価の高い療法食(ヒルズのi/d)を体調が落ち着くまでしばらく与えました。好き嫌いせず食べてくれて良かったです。
整腸剤と合わせてコレで栄養補給できたのが効いたのだと思います。

肛門が機能していない→肛門がない!?

肛門周りの皮膚のただれが治っても、肛門は相変わらずぱっくりと開いたまま。
肛門括約筋(肛門を開閉する筋肉)が機能していない説が濃厚でした。
下痢を繰り返す間に衰えてしまったのかもしれないし、生まれつきかもしれない。

しばらく観察するうちに、肛門を構成する皮膚自体が消失してしまっている(開いた状態で固まってしまっている)、仮に筋力が戻っても「肛門自体がない」ように思えました。

一生このままかもしれないな〜。
難儀な子でかわいそうだけど、うまくサポートするやり方を見つけて慣れていくしかないかな〜。
なんて思い始めました。

肛門が機能しないとどうなる?

ざっくり言うと、排便はできるけど、トイレで上手には出来ません。

肛門どころかもっと内側の筋肉も弱かったのかなぁ。
ウチの猫氏の場合は、こんな感じでした。

  • 肛門が開きっぱなしになる
  • トイレに間に合わない
  • トイレで力むが排便しきれず外へ出る
  • どこにでもコロコロ排便してしまう(尿は無問題)

肛門が開きっぱなしになる

筋力の問題か、皮膚の問題か、わからないけれど。
中が見えて痛々しいし、便が見えていたり出てきてしまったりもします。

肛門がないので便を切れない上に、力む筋力が足りず出し切ることが難しかった時期は、太い便が肛門に留まったままになったりしました。
これは色々と悪影響(不衛生・痛み・感覚の麻痺など)だと思ったので、嫌がられながらも外に出ている部分を持ってスポンと抜き取るようにしていました(獣医師にも取ってあげていいと言われました)。

トイレに間に合わない

締める栓(肛門)がないのでトイレを覚えてはいても間に合わず、その場で排便してしまったりします。
何の気配もなく急に事後(においや足で掻く音で気づく)だったりするから、猫は忍者なのか!?と思いました。

トイレで力むが排便しきれず外へ出る

やせっぽちでうまく力めないんですね。
足をぷるぷるさせて頑張りますが、立ち上がってるし!外出てきちゃったし!
最初の頃はとくに斬新なうんちんぐスタイルでした。

どこにでもコロコロ排便してしまう

とにかく便意に鈍感というか感覚が麻痺しているのか、便意がわからない、排便をコントロールできなくなっているという感じでした。
歩きながらや、寝ている間に、いつでもどこでもトイレタイムと化します。

肛門が回復するまでの生活

胃腸の調子が整って少しずつ体重も増え始めた、生後2〜3ヶ月頃です。

  • 外できばり始めたらトイレに投げ込む
  • 帰宅後や起床後はまず部屋全体の便チェック
  • 少食・痩せ型なので食事を試行錯誤

外できばり始めたらトイレに投げ込む

外でするのが当たり前になってしまっては困るので、外できばり始めた時には地道にトイレに投げ込んでいました。
それでも結局、外に出てから排便したりしてましたねw
根比べみたいなもんですw

帰宅後や起床後はまず部屋全体の便チェック

どこに便が転がっているかわからないので、チェックして拾うのが日課です。
1回だけ思いっきり素足で踏みましたw

便がちょこちょこ色んな所に付くので洗濯物は増えましたが、トイレ学習後の尿の粗相はなかったし下痢・軟便ではなかったのは助かりました。

少食・痩せ型なので食事を試行錯誤

力んでも出し切れなかったのが嘘のように快便すぎてビックリ(ビュッと勢いよく20cmくらい排便したりする)。

少食なのに大量の便→栄養が吸収しきれてないのかな?
でも単におやつなどで食べる量を増やしても良質な栄養が吸収されなければ意味はないと言われて、いい状態の便ではあるので様子見。

ある一定量を毎日食べて排便している、食べ過ぎると吐いてしまっていることを考えると、この子にとっては少食でも適量なのでは?という見方もあります。

そういえば偏食の気もあって苦心しましたよ…。
ウチに来てすぐミルクはほとんど飲まなくなり、ペースト状フードへ→ふやかしフード&療法食などの缶詰→カリカリを食べるようになると、ウェットフードを全く食べない!子猫用を食べて欲しいのに成猫用しか食べてくれない!どうも大きさや歯ごたえが気に食わないのと、先住猫のまねをしたいようでした。

一時体重が増えなかったので、鶏のささみやら色んなフードをプラスアルファで与えていましたが、ほんと一貫して食い気よりも遊びたい!って子でした。

月齢4ヶ月:肛門が復活した!!

もう帰宅後や起床後にうん…
いや、宝物チェック&宝物拾いすることにも慣れてきた頃でした。
ふと恒例のケツチェックをした時のことです。

肛門がある!!!!!!!?

ケツしまってるー!!!!!!!!!

二度見、いや三度見しました。
いいいいいいいつから!?ここ数日のことなのは確かです。
ちょっとだけ奥まっている印象ですが、きゅっと栓が出来ていました。

むちゃくちゃビックリして嬉しかったのを覚えています。

後日かかりつけの獣医師に報告したら「本人が痛くないならいいです」と冷たく言い放たれましたw
この先生は動物愛がすごくて腕はいいんですけど、飼い主にはほんと優しくないんですよwww

なぜ回復したのか?

皮膚のただれが治り、消化機能の不調が改善されて以降は、特に何か治療っぽいことをしていたわけではなくて。もう1匹と同じロイヤルカナンのドライフードを食べ、よく遊び、よく寝るだけだったので。

正直なぜ肛門が回復したのか、わかりません。
最後は生命力としか言いようがありません。

ただ、皮膚のただれが順調に治ったのは、排便後すぐ清潔にするのが可能な状況(無職で外出が少ない)だったから。
体調回復を促せたのも、こまめに食事や薬などを調整して手をかけてあげられたからかもしれません。

1つ回復して元気になると、また1つ別の問題も良くなったり、快方へ向かっていく相乗効果ってありますよね。

一方で、保護主の元に残った姉妹猫は、下痢を繰り返し肛門に障害を残したまま、体も小ぶりのままで大人になりました。
なかなか1匹だけに手をかけてあげられない状況の影響も考えて、もしも早い段階で里親に引き取られていたら…とも思いましたが、結局はその子の回復力に依存する部分が大きいですよね。
保護主宅であれば、責任持って大切に育ててもらえるので、まず保護されたこと自体が幸運な子なのだとも思っています。

どうか幸せな猫生を送れますように!

最後に現在の写真を掲載しようと思ったけど、ちょうどいい写真がなかったですw
おかげさまで元気いっぱいです!!